こんにちは!
本日は先日来院された患者さんの腰痛について書いていきます。
タイトルを見て「えっ!?」と思われた方もいると思います。
横隔膜って『膜』だから腰痛と関係ある?って思いますよね。
実際の患者さんをモデルにお伝えしていきますね。
60代女性、適度に運動をされていて健康的な生活を送っている方です。土曜日に急に腰が痛くなり、身体を前に倒す動作(お辞儀、顔を洗う、靴下を履く)の時に特に痛みを強く感じる。
来院されたのは、痛めてから4日後です。
以下問診です。
痛みは腰の割と広い範囲に感じていました。
熱感や腫脹などはそんなに出ていません。
痛みは土曜日に比べると少し楽になった感じがする。
腰を回旋させる動きでは全く痛みを感じない。
腰を後ろに反る動きは少しだけ痛みを感じるが、気になるほどではない。
呼吸を止めながら動かすと痛みが軽減される。
問診で予想を立てて、実際に施術を始めていきます。
骨盤は左右のズレが、かなりありました。これはすぐ治りました。
左側のお腹の下の方に圧痛がありました、これは腸腰筋という筋肉で骨盤底筋群の中の1つの筋肉ですね。腰痛に関連が深い筋肉です。
右側のお腹の上部にかなり強い圧痛がありました。右側と言ってもかなり真ん中に近い場所です。腰椎(腰の背骨)の前面に当たる位置ですね。これが横隔膜です。
他にももちろん関連する箇所はありましたが、これらをメインに施術していくと痛みはかなり減りました。まだ少し痛みが残っていたので自宅でできるエクササイズをお伝えしました。
1週間後に確認で来院していただくと、忘れていたかのような状態で痛みもなく生活できていたようです。
横隔膜が腰痛に関係するの!?と思われた方、横隔膜も実は『筋肉』です。
呼吸に関係する呼吸筋ですね。
腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群、横隔膜の4つは体幹を支える重要なインナーマッスルです。これらの筋肉に不具合が発生すると、腰部に不安定性が生まれ腰痛になることが多いです。
今回は急性の痛みでしたが、慢性的な腰痛でもインナーマッスルが原因になることは多くあります。椎間板が潰れて・・・という方も改善するケースも良くあります。
お困りの際は一度ご相談ください。
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